元カノエフェクトってものを提唱したい。
街ですれ違う美人さんや広告の中のモデルさんなどの綺麗な女性をみたときに
「あっ、あいつに似てる」って思う。
これです。
これが元カノエフェクト。
みなさんもありませんか?
ありますよね?
何をいきなり言い出すんだとあなた思うかもしれません。
こいつはなかなかやっかいなのです。
気づかぬ内に元カノエフェクトの被害を受けているかもしれない。
だからちょっと考えてみたらいいのではないかと思ったのです。
やっかいなところの1つ目は「実際はそんなに似てはいない」ってことです。
なんとなく似てるなって思ってしまうのが元カノエフェクト。
突き合わせて比べてみるとそこまで似ていない。
以前はいつも一緒にいた人だから顔を忘れることなんてないだろうと思うのですが、たぶんあんまり正確ではないんです。
単純にしばらく会ってないこともあるでしょう。
または、強く想いすぎた結果として、元カノが記憶の中でどんどん美化されていってしまった場合。
「オレの元カノは桐谷美玲、いやどちらかと言うと佐々木希に似ていたんだ」
などど冷静に考えればありもしないことを、割りと本気で思ってしまう。
こっちの方が多いかもしれないですね。
元カノと離れている期間が長いほど効果が強いはずです。
2つ目のやっかいなことは「実際に元カノの顔を見てみるとなんだか胸が痛む」ってこと。
ばったり会ってしまったり、SNSの投稿だったり。
恋しいから胸が痛い。
それもあるでしょう。
しかし、よくよく見るほどに、「こんな不細工だったっけ」と思ってしまう。
写真を見て胸が痛むのは「何かが違う」と思ってしまうからではないでしょうか。
自分の元カノがこんなに不細工なわけない。
そう思ってしまう。
でも実際は元カノは何も変わらず、そのまま美しいはず。
変わったのはそれを見る側の心。
美化された記憶の中で、元カノはどんどんきれいになっていく・・・。
哀れな男は現実と理想のギャップに苦しむのです。
ここまでならまだなんとか許せるレベル。
一番やっかいなのは「目の前の人を大切に思えない」ってこと。
新しい彼女ができにくい。
ますます抜け出せない泥沼です。
彼女ができたとしても心の底から愛せない。
なぜなら美化されつくした史上最強の女と比べてしまうから。
勝てるわけがないのです。
どうしたらいいのでしょうかね。
僕にも全然わかりません。
たぶん、振り返っちゃダメなんだと思います。
過去の思い出が頭をよぎることはあるでしょうが、振り返っちゃダメ。
振り返ったってそこには記憶があるだけ。
「目を覚ませ」とまでは言いませんが、記憶があるだけなのです。
記憶以外は何もない。
何もないのです。
何も・・・。
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