理系院卒のネットワークなブログ

意外なところに「つながり」ってありますよね

薄っぺらい恋愛記事について考えてみた

昨日、恋愛指南の記事を読んですごく感化された気分になりました。
とりあえずブックマークを付けてしまったぐらいです。
しかし今日改めてその記事を眺めると、全然大したことを言っていないじゃないかと首をかしげました。
昨日の自分は一体何に感動したのだろうか、と。
こういう現象を経験したことはないでしょうか。
僕に何が起きたのか。

最初読んだときは「なかなか鋭いことを言ってやがる!」と思ったのです。
薄っぺらな言葉やありきたりなアドバイスではなく、なにか響くものがあると。

しかし、1日経ったあとに読み返してみると、全然内容のある記事だとは感じない。
なぜなのか。

おそらく、この手の記事は少し「強めの言葉」が使われているのではないかと思いました。
少しだけ攻撃性があったり、少しだけ不快感を伴うような表現です。
または誰もが経験するようなことをわざと批判したり。
だからぱっと読んだ時に、なにか感じるものがあるように思えてしまうのではないでしょうか。
その記事を読んで僕は自分がすごくダメな男だと落ち込みました。

感情は確かに揺さぶられたのだと思います。
しかしそれは記事の内容に深く共感したのではなく、もっと脊髄反射的な反応なのではないかと。
強い言葉が並んでいるので、あたかも自分に響いているように感じてしまった。

冷静に考えれば恋愛なんて決まったアドバイスができるほどパターン化されたものではないような気がしますし、あんまり気にしないようにしようと思いました。
真の大人な恋愛をしている人はこういう記事にいちいち反応しないのかもしれないなぁと思いました。