国際学会で発表するためにサンフランシスコに行きました。
僕の研究室では、自分の発表の準備をきちんとやり、他のセッションもいろいろと見て勉強することを前提に、観光もしていいことになっています。
6日目にアルカトラズ島へ行ってきました。
ブログ運営の都合上記事を書き直しています。
この学会は2014年の3月に開催されたものです。
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アルカトラズ島へ行くためには船のチケットを取る必要があります。
初日の午前中にチケット売り場へ行った時は、大部分のチケットが売り切れてしまっていました。
なので今回は事前にネットでチケットを取りました。
「事前」とは言っても前日だったのですが、希望の時間が取れました。
ネットで予約をしておくと、チケット売り場でクレジットカードを見せるだけでチケットがもらえます。
乗船前に「アルカトラズ島へ行ってきました」ボードの前で記念写真を撮ってもらえます。
このボードは写真に写すとけっこう迫力が出ます。
ただし1枚22ドルもするので買うことはしません。
さて、船に乗り込みます。
アルカトラズ島はサンフランシスコのいたるところから見ることができます。
目と鼻の先、とまではいきませんが近くにあるように見えます。
実際、船に乗っている時間は15分ぐらいでした。
意外と遠いなぁと思いました。
ゴールデンゲートブリッジとアルカトラズ島を同時に写すことができました。
到着すると、最初に本日のイベント案内があります。
イベントといっても、お話を聞くだけのものです。
おそらくなんらかの形でアルカトラズ島の歴史に参加していた人たちの生のお話が聞けます。
なのですが、いかんせん英語で話されも聞き取れないイベントはスルーしました。
もっと英語を磨いてからですね。
マップが用意されています。
日本語のものもありました。
1ドルです。
もらって損はないかもしれませんが、日本のテーマパークでは無料のところがほとんどなのでちょっと考えてしまいますね。
行きの船のチケットは時間が決まっています。
しかし帰りはいつ帰ってもよいという制度です。
30分おきぐらいに船は出ていますし、けっこう遅くまで船はあります。
散策に出る前に帰りの船の時間を時間をメモしておくとよいかもしれません。
マップと人の流れに沿って歩き出します。
まずは船着き場の一番近いところににシアターがあります。
映像を流していたのですが、時間が合わなくて行きも帰りも見れませんでした。
英語なのでたぶんすべてを理解することはできなかったでしょうから、諦めもつきます。
サンフランシスコの街は坂が多いですがアルカトラズ島も坂ばかりです。
マップでは一番上へ行くようにルートがひかれていたのでとにかく上ります。
カートも運行されていました。
一番てっぺんがメインの監獄です。
事前に調べて来なかったのでアルカトラズ島に関する知識はほとんどありませんでした。
ここが監獄島として世界的に有名な場所だったということも知らなかった(笑)
音声案内のための機器がもらえます。
いろいろな言語に対応していてもちろん日本語もあります。
この案内に沿って監獄の中を歩き回りながら見学を進めていきます。
解説がすごく丁寧です。
再生しっぱなしにしていても僕らの移動の時間などを加味して間がおかれています。
来る前は「ただ監獄の跡を見物するのは退屈だろうな」と思っていましたが、この音声ガイドのおかげてかなり楽しめました。
牢屋はかなり狭いなぁと思いました。
現代の牢屋を見たことがないのでよくわからないのですが・・・。
トイレとちっぽけな机・椅子しかありません。
こんなところで生活するのはちょっと考えれないですよね。
施設の中を歩き回りながらさまざまな説明を受けます。
たくさんの観光客が同じガイドを聞きながらうろうろしています。
監獄の説明
看守の暮らしの説明
凶悪犯の説明
この島で起こった大事件の説明
そして監獄としての機能を終えるまで
などなど、いろいろな話を聞きます。
最後に音声ガイドを返却してお土産ショップを通り抜けます。
せっかく来たのでお土産を買いたかったのですが、正直あまり心惹かれるものがみつかりませんでした。
囚人たちが使っていたコップが売られていました。
これはコップというよりはただのボウルでした。
リアリティを追求しています。
逆に面白かったです。
商品は本が多かったです。
例えば、監獄を脱走しようとした囚人がどういうルートを使ってどこで捕まったのかが詳細にファイルしてある本があったり。
凶悪犯のポスターとかもありました。
どこに貼れというのでしょうか。
監獄を後にして船着き場まで降ります。
シアターにもう一度寄りました。
シアターの奥のほうにちょっとした展示があるのです。
船の時間までそこを見物していました。
12時の便で島に到着し14時35分の便で帰りました。
音声ガイドのおかげでかなりエンジョイできました。
料金は往復の船の代金や監獄の見物料などすべて合わせて30ドルです。
すべて事前に払うチケットに含まれています。
楽しめたのでそのぐらいの価値はあったと思います。
サンフランシスコに来たら行かない理由はあまりないのではないかと思います。