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理系院卒のネットワークなブログ

意外なところに「つながり」ってありますよね

理系大学院生も就活セミナーに行くべきだと思った

前置き

僕は今、大学院1年生です。
夏のインターンを皮切りに、就職活動がそろそろ始まってきました。

とはいっても、理系の院生は推薦でさくっと企業を決めるのが一般的です。
僕の大学は専攻の人数の2倍ぐらいの推薦枠があります。
選ばなければ、就職できないという事態に陥ることはありません。

 

研究室の先輩の紹介で、いわゆる就活セミナーに何回か出ています。
グループディスカッションの講座や、ワーク形式の会社説明会などなど。
もちろん、文系の学部3年生と肩を並べてです。

行ってみて初めて気づきました。
「理系の大学院生が就活セミナーで得られるものって、意外とあるじゃん」

 

レールの上を走ること

理系の大学生って、敷かれたレールが(文系生よりは)よく見えると思います。

僕の大学の場合、理系の学生は9割近くが大学院へ進学します。
修士課程を出た後は、ほとんどの人が就職を選びます。
就職する人のほとんどが学内の推薦枠を使います。

このレールに乗ることのメリットは2つ。

1.大失敗することがない(一年を棒に振る等)
2.周りのみんなと大体同じ道を進んでいける(情報の共有・仲間意識)

非常に魅力的だと思います。
わざわざレールを外れる意味を見いだせない。

大学院へ行って、推薦枠。
これしかない。
思考停止。

 

何が問題か

推薦で楽に就職できるのは理系の特権です。
だからお金を払ってまで文系よりも2年長く学生をやるわけです。
授業の絶対数も理系の方が断然多いです。

就活に力を割くのもいいが、勉強も大事。
さっさと推薦で進路を決めて、研究に打ち込むべきだ。
そういう意見もあると思います。

 

僕がここで問題にしたいのは、就職した後のことです。
なぜその企業に入ったのか。
その理由に納得しているのか。

こういう問いが浮かんでくることになるかもしれない。
「なるかもしれない」とは、浮かんでこないまま働き続けられる可能性も含めて書いています。

 

社会人として働き始めて、職場に何らかの違和感を持ってしまったとき。
自分が考えて決めた会社なら、責任は自分にあるはずです。

しかし、特に考えずに、なんとなく決めてしまった場合。
その場合も責任は自分にあるはずなのですが、逃げる余地がある。
推薦枠があったから。
研究室の先輩がその企業の推薦を毎年取っていたから。

そうすると、後悔に繋がるのではないでしょうか。
もっとちゃんと考えておけばよかった。
あのころの自分、馬鹿だった。

これが一番最悪なパターンなはずです。
少なくとも自分は、これを一番避けたい。

 

ではどうするか 

端的に言うと、考えることが必要です。
当たり前に聞こえるかもしれません。
誰だって、よーーく考えてから就職先を決めるものです。
ただ、考えるということにも質と量があると思います。

量とは単純に時間かなと思います。
では質を上げるには。

多くの切り口と、それについてのものさし。
そして最終的に、どの切り口が一番自分にとって大切なのかをはかる天秤。
これらがないと、考える時間を用意しても、浅い所をぐるぐる回るだけになってしまう。

やっと本題に入れますが、切り口・ものさし・天秤は自分一人ではなかなか作れないのではないでしょうか。
材料がないのです。
社会に出た後の自分のことなど、イメージしにくいですから。

だから、いろいろな人の話を聞かねばならない。
そこでようやく今回のテーマ。
一番手軽な手段は、就活セミナーに出ることでしょう。

 

では、就活セミナーに出て何を意識して聞くのか。
それはもちろん、社会人の先輩方の切り口・ものさし・天秤。
企業の業務内容などももちろん大事です。
しかし、理系院生は意識的に材料を探しながら話を聞くといいのではないでしょうか。

考える材料を集めて判断した結果、推薦枠で就職する。
それならそれでいいのです。
でも、最初から推薦に絞るのはきっとよくないはず。

 

なんだか偉そうに書いていますが、僕も不安だらけです。
ただ、「考えなければいけない」と気づけた分だけ、就職後に後悔する可能性が減ったのではないか。
そう思ってがんばります。