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理系院卒のネットワークなブログ

意外なところに「つながり」ってありますよね

【旅行記】学会ときどき観光@カンヌ 3日目 風邪薬購入・発表本番・ウェルカムパーティー

国際学会で発表するためにフランスのカンヌに行ってきました。
僕の研究室では、きちんと学会にでることを前提として、多少観光することも許されています。
ですから観光のこともときどき混じります。

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3日目(9月22日) 

風邪薬を買おう

この日は僕の発表日です。
朝起きたら体調が万全になっていることを祈って寝た結果、症状はちょっとよくなった気がしました。
15分の発表ぐらいなら余裕でやれそうです。
ここまで来たらもう気合で乗り切るしかありません。
覚悟を決めました。

ただ、咳が出るのには困りました。
発表者が咳ばかりしていては、聞いている人がすごく不快に思ってしまいます。

少し怖かったですが、薬局に行って咳止めの薬を買うことにしました。
いくら日本と薬に関する法律が違うとはいえ、同じ人間が飲むものですから、死にはしないでしょう。

ただ、英語が通じないかもしれないので、グーグル翻訳のアプリを活用することにしました。
こんな感じの画面を作り、お店の人に見せることにしたのです。

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いざ薬局へ

薬局は宿のすぐ近くにあったので助かりました。
薬局に入ると、お店の人から声をかけてくれたので、スマホの画面を見せました。
どきどき。

僕の意図はすぐに分かってもらえました。
さすがグーグル翻訳。
間違えずに訳してくれたようです。

予想外だったのは、応対してくれたお店のおばさんは普通に英語ができる人でした。
英語もわかるのなら、僕も英語で話したのに・・・。

そこからはやさしく英語で話してくれたので普通に理解することができました。
出されたのはシロップとタブレットです。
合わせて14ユーロ払いました。
思わぬ出費ですがしょうがないですね。 

f:id:ytera22:20141024163410j:plain

昼食を食べた後に薬を飲んでみました。
シロップはとても甘く、はちみつをそのまま飲んでいるかのようでした。
タブレットはハッカ系統の、スッとするタイプのものでした。
ほんとに効くのか不安でしたが、これらに頼るしかありません。

発表本番 

午後のセッションが僕の発表セッションです。
会場が映画館のような独特の部屋でした。 

f:id:ytera22:20141024163411j:plain

国内の学会も合わせると発表はこれが4回目です。
しかし、慣れないですね。
かなり緊張しました。

発表台に立つと、余裕がなくなっていくのが自分ではっきりとわかります。
風邪のせいで直前にあまり練習をしていなかったせいで、いつもよりも自信がありませんでした。

2度ほど、次の言葉を忘れて黙り込んでしまいました。
頭が真っ白になりますね。
本当に怖いです。

最後は周りを見渡す余裕もまったくなくなり、なんとか言葉を吐き出した感じでした。

そして、質疑応答も上手くいきませんでした。
2つ目の質問として、座長さんに質問されたのです。
僕の研究はシミュレーションで結果を評価します。
しかし、質問者は実験をやるつもりはないのか、と聞いていました。
日本語で聞かれたとしても困ってしまいます。
ましてや、英語で、しかも発表をギリギリ切り抜けたような心理状態では、なんと答えたらいいものか見当もつきませんでした。

ここでも黙り込んでしまい、しどろもどろにしゃべっていたら座長さんが切ってくれました。
本当に恥ずかしかった。
あんな風に黙り込んでしまっては、質問した側もどうしようもないわけです。
質疑応答は怖いです。

座長さんは場をつなぐために質問をしました。
後で先生が言っていましたが、あれは少し的外れな質問だったわけです。
だからこちらとしても、「今は考えていないが、考えてみようと思う」などと、適当な返しをしておけばよかったのだと思いました。
まともに質問に答えようとしすぎたのかもしれません。
見当はずれな質問が来たとき、軽くかわすことも必要ですね。
必要だということは知識として知ってはいたのですが、身をもって体験しました。

非常に手痛い失敗をしてしまいましたが、発表は終わりました。
風邪の方はどうだったかというと、一度も咳き込むことなく発表を終えることができました。
高いお金を払って薬を買ったかいがありました。

自分の発表セッションが終わり、次のセッションの会場に移動しました。
このセッションでは日本人の方が座長を立派に務めていらっしゃいました。
英語を意のままに扱える人はすごいですね。

全然関係ないですがポーランドの大学から来ていた女性の発表者の方がすごくきれいでした。

ウェルカムパーティ 

このセッションがこの日の最終セッションでした。
終わったのが18時。
その後、welcome receptionという名目で、ちょっとしたパーティが開かれました。
屋外の広場にテーブルが出され、飲み物と軽食が振る舞われました。

僕はもう発表が終わっていましたから、気分は晴れやかでした。
飲み物はロゼを受け取って、この日の夕食代を浮かすべく、料理を食べていました。
フランスということで料理には期待をしたのですが、そこまで豪勢なものは出ませんでした。

500人ぐらいは来ていたので、それぐらいの「量」を出せるような料理でした。
あまりフランスを意識したものが見られませんでしたが、オリーブの実はでてきました。
日本でもたまに目にしますが、こちらではスーパーで普通に売られているので、馴染み深い食材なのでしょう。

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今回の学会はけっこう日本人の割合が高い印象です。
このパーティでも、いたるところに日本人がいた気がします。

僕らが料理を求めてテーブルを渡り歩いていたとき、とある企業の方が話しかけてくださいました。
僕らの研究室の教授と一緒に国のプロジェクトに携わったことがあるそうです。
「通信に関わる仕事をしたいなら、ぜひわが社も候補に」と宣伝をしていただきました。

こんな風につながりが生まれていくのは素敵なことだなと思いました。
なにかの縁があるのだと思って、とりあえず会社の説明会に行ってみようかなと考えています。 

1つ面白いサービスが用意されていました。
写真屋さんによる写真撮影です。
しかも、ただの写真撮影ではありません。
背景にカンヌ国際映画祭のシーンを合成してくれるというもの。

しかも、ただで人数分プリントしてもらえます。
いい思い出になりました。
粋なことをしてくれます。

18時から始まったパーティは21時まで。
始まった当初は太陽が出ていましたが、だんだん傾き、美しい夕焼けが見られました。
ヨーロッパの街並みは、夕日がよく似合います。

20時をすぎたところで、デザートが配られました。
それを少しいただいて、宿に戻りました。
ロゼが思ったよりも強烈だったので、小さなカップ1杯でけっこう気分がよくなっていまいした。

発表は失敗でしたが、1日の終わりはいい気分でした。

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