不調です
研究が、進みません。よくある話なのですが、やはり堪えます。1週間ほど続いております。なんとなく気分が塞いでおります。
今、シミュレーション用のプログラムを書いています。プログラミングです。とある機能を実装しようと朝から張り切ってパソコンに向かっていました。しかし、お昼すぎ。気づいてしまいました。このやり方では無理だと。なんてことだ。すぐに他の方法も思いつかない。あぁ。
とりあえず、書きかけのままコメントアウト。今日の進捗は、コメントアウトされてしまったのです。/* */で挟んでおしまいです。挟むだけ。なんてお手軽、ファーストフード。
研究とは何色の生活でしょうか
研究って、クリエイティブなことだと思います。今まで、世界の誰もやったことのないことを明らかにする、究明する、証明する。ナンバーワンであり、オンリーワン。新しいことに溢れた、素晴らしき世界。
でも、今日のような一日もあります。というか3日に一回はこんな感じ。何も進歩なし。このやり方では上手くいかないということが分かっただけ。そして代わりのアイデアはすぐには降ってこない。そうすると、とたんに研究生活は色あせてしまいます。今日も今日とてプログラミング。昨日と同じ今日が過ぎ、また明日がやってくる。僕には何も変えられやしない。
プログラムを書くのは好きなのですが、エラーが解決しないと本当につらいです。いったいこのエラーはどこから生まれたのか。おうちを聞いてもわからない。名前を聞いてもわからない。また明日もこのエラーと向かい合わねばならない。glibc detected。
今日、明日
失敗は成功の元。成功から学ぶことはない。分かっております。今日も、このフローではだめだということはわかりました。失敗です。はい。じゃあ、オレ、成長した?そんな気分にはならないですよ。だって今日一日の成果はコメントアウトされてしまったのです。スラッシュアスタリスク、アスタリスクスラッシュ。
でも、学部4年と修士1年の2年弱の間、何も学ばなかったわけではありません。泥臭く戦い続けたら、ある日、ふっと上手くいく日がきます。今までずっとそうでした。結局「自分よ、がんばれ」ということです。そんな今日、僕が聞きたい1曲はRADWIMPSの「叫べ」。
昨日とは違う今日望んでも 向こうから同じ色の明日が来ても 否が応でも僕は違う僕になれる
あと、今日はちょうど伊坂幸太郎さんの「ラッシュライフ」を読み終わりました。誰かの一日が、違う誰かの一日につながっている。僕の「今日」が誰かの特別な一日につながっていればいいなと思います。
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