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理系院卒のネットワークなブログ

意外なところに「つながり」ってありますよね

僕にはファン(年下女子)がいるんですけど、モヤモヤしています

これを読んで思うところがあったので言及させて頂きます。

aniram-czech.hatenablog.com

 

「好きになってもらう」より「好きになる」ほうが能力がいるし難しいよね〜

という問題提起から始まり、相手を「正しく」好きになるにはどうしたらいいか、みたいな話が展開されています。とても面白かったです。「正しい」とわざわざカッコ書きにしたのには意味があって、ここで言う「正しさ」について以下のように書かれています。

それで、その「正しいやり方」というのは何なのかというと、私は「相手を正しく理解すること」だと思うんですね。「正しく」とはどういうことかというと、相手が明示していない前後の文脈や背景、相手の裏にある思想を読み取ることです。そして、この前後の文脈や背景を無視して、ただ単純に「私はあなたを気に入ってます」といい続けると、良くて関係が硬直状態のまま発展しないか、悪いとちょっと気持ち悪がられてしまいます。この「相手が明示していない前後の文脈や背景を読み取る」ことが、付け焼刃でどうにかすることは難しく日頃の鍛錬が欠かせない、と私は考えているわけです。

 この一節がすごくビビッときたのです。

僕にはファンがいる

 僕は現在大学院2年生です。大学生のころからバスケサークルの活動に参加させてもらっています。今年でもう5年目ぐらい。サークルには当然若い人たち(こういう言い方をすると自分がおっさんみたいですが)がたくさん来ていて、彼らを見守る長老的な立場になってきました。長く在籍しているといろんな人間に接するもので、とある女の子は僕のファンであることを公言していたりするのです。割りと熱烈に。その子のことを思い浮かべたのですね。

 「女の子のファンがいるオレすごいでしょ?」というアピールをしたいわけではなくて、我が身を省みるべき案件であると感じたので突然こんなことを書いているのです。ファンです!と言ってキャーキャー言ってくれるのは、僕の方も悪い気はしません。そこから先の関係に踏み込む気持ちなどないドライな関係で、思い悩むことなどなにもないはずなのですが、その子と話す度に何か突っかかるものを感じていました。チェコ好きさんの文章を読んで、その違和感の尻尾を掴んだのではないかと感じています。

 その子は僕のことをそんなに深く知っているわけではないはずなのです。試合中に僕がDFをサボることとか、飲み会では3杯目のビールで顔が赤くなり出すことぐらいは知っているかもしれませんが、上の引用文中の「文脈や背景」を知っているはずがない。知らないけれど僕のファンであると宣言しているのだろうと僕は思っている。向こうは僕のすべてを知っていると思っているのかもしれませんが、僕自身がそうは思わない。この辺からモヤモヤが立ち上っているような気がするのです。

 もう一度言っておくと、ファンが居ることを自慢したいのではなくて、自分がイケメンだとかそんなことが言いたいのではなくて、少し意識を変えればもう少しハッピーな生き方ができるのではないかと考えたのです。

相手に正しく好かれるためにはどうべきか

 引用元では「相手を正しく好きになるためには」ということをテーマにしていたのですが、それは裏を返せば「相手に正しく好かれるためには」ということです。これを当てはめると、ファンの女の子の好意にモヤモヤしてしまう理由は、自分のことを開示してない罪悪感にあるのではないかという仮説が浮かびました。自分の「文脈や背景」を知ってもらうためには、自分のことをいろいろと開示する必要があるからです。

 僕は自分の話をするのがあまり得意ではありません。今日こんなことがあったと面白おかしく話せる人を尊敬しています。自分を開示していないという事実を心の何処かで自覚しているから、相手の好意を素直に受け取れないのではないか。「オレって本当は○○なのになぁ」という具合に、無意識に引け目を感じていると言ってもよいかもしれません。

 では、なんでもかんでも自分のことを開示してくべきでしょうか。それもきっと違うのでしょう。チェコ好きさんの文章では、「正しく」好きになりたい相手の文脈や背景を読み取るにはどうしたいいかということに話が及んでいます。

では、「相手が明示していない前後の文脈や背景を読み取る」ために日頃どのような鍛錬をすれば良いのかというと、これがまた抽象的かつ迷宮入りしそうな話になるんですが、もちろん「相手の言動を逐一観察する」とかではないと私は思います。それをやったらちょっと気持ち悪いし、逆に観察しすぎることによって文脈を読みちがえることにもつながります。むしろ、「相手が明示していない前後の文脈や背景を読み取る」ためには目の前の相手からいったん離れて、自分の文脈を整えること、自分の背景を理解すること、自分の思想をかためること、これが第一歩であると私は考えます。

 僕が感じる違和感は一人で解消できるものではないのだなぁと思いました。主語がひっくり返るのでわかりにくくなってしまいますが、相手の価値観を知らねば、この僕のモヤモヤは一生解決しないに違いありません。ファンの子が僕に向けてくる好意の奥底にあるものはなにか。それを知れれば、「あぁ。そういうことだったのか」って納得できて、もうちょっと晴れやかな、さわやかな関係になるのではないかと思いました。ごく単純な例を挙げるなら、その子は実はノンスタイルの井上さんの大ファンで、僕が井上さんに似ているから好意を寄せてくる、とかですね。

 モヤモヤしない人間関係を作るために、自分のことを積極的に開示していくことは大事だと思います。でも、やっぱりそれだけじゃ一人よがりなんだなと僕は考えました。仲良くなりたい人のコアな価値観に目を向けつつ、関係を築いていけたらいいなと思いました。

 

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