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理系院卒のネットワークなブログ

意外なところに「つながり」ってありますよね

言語化できないから会議で発言できないしブログも書けない

 社会人1年目の6月も半分が過ぎました。学生の頃は頻繁に更新していたこのブログですが、投稿頻度が落ちてしまいました。

 死ぬほど忙しく働いているわけではありません。適度な残業をこなしつつ、楽しく働いています。新しい趣味に打ち込んでいるわけではありません。社会人の先輩から大人の趣味の話が聞こえてきますが、ただの伝聞にすぎない状況です。

 文章を書くことに飽きたのではありません。むしろ、頻度が落ちているので何かを書きたいという欲求がたまっています。そして書きたいことがないわけではありません。社会人になりたての時期です。大学院生だった去年とは全く違う刺激に満ちた世界を生きています。「文章を書きたい」というトリガーは頻繁に引かれています。でも、1つのまとまった文章を構成するだけの想いが自分の中から取り出せていません。

ブログが書けない理由

 現在僕が直面している問題は言語化することの難しさなのではないかという考えが、ついさっき頭をよぎりました。日々の仕事の中で感情は確実に揺さぶられていて、この感情の動きについて深く考察し文章を書きたいのに、そもそも自分の感情がどんなものであるか言語化することができていないのではないか、と。

 文章を書くときは筋道が一本決まれば書き始められる人間なのですが、そもそも筋が通らないのです。ぼやっとしたまま像を結ばず、ふと気づくと感情の揺れは収まってしまっています。ブログは更新できず、気持ち悪さだけが後に残ります。

会議で発言できない理由

 言語化することって難しいなと思い至ったのは、ブログについて考えていたときではなく、業務のことを考えていたときです。

 複数人で打ち合わせを行っているときに、A案かB案かで議論になります。僕はなんとなくB案がいいのではないかと思って、その理由を必死に考えます。ですが、B案を推薦する理由をロジカルに組み立てられません。発言を渋っているうちに、A案に決まってしまう。こんなことが何度かありました。

 まだ新入社員だから発言しなくても咎められることはありません。僕には議事録を作成するという大義名分があります。しかし、上司に注意されないからといって、議事録を書くためだけに会議に出るのは嫌です。この現状を変えたいと思っています。自分がB案がいいと強く思ったなら、誰もが理解できる理由をつけてB案を主張したいです。

 しかし、言葉にできないのです。B案がいいと思う理由を。ロジックを組み立てられない。「なんとなくこの辺の要素がこんな感じだからB案」程度の考えしか浮かんできません。これでは自信を持って発言することができません。発言したところで理解してもらえるか怪しいです。A案派の人に論破される未来しか見えません。

失ってみて気づくデータという存在

 自分は議論ができない人間だったわけではないのになと昔を思い返してみると、大学院時代に先生たちとまともに議論ができていたのは、拠って立つべき論拠があったからだと思うのです。それは自分がシミュレーションで算出したデータです。

 数字は自分のロジックを構成する確実な1ブロックになってくれます。自分よりも一回り以上歳の離れた先生に相対し、自信を持って自説を展開できたのは、データがあったからなのではないかという考えが浮かびました。今更になって新しい発見をした気分です。要素Cが2倍になるからA案ではなくB案が適切だ。これなら自信を持って発言できるはずなのです。

 では、これから僕が何に気を付けて会議に出席するべきかということを考えてみますと、「発言するときはきちんとした根拠を示し、筋道立てて説明すること」という当たり前の標語みたいな結論にしかなりません。もうちょっと難しい問題で悩んでいたはずなのですが…。

 ビジネスの世界では「データもなければ前例もない」みたいな状況で意思決定をすることがあります。1つずつsomething newを積み上げていく理系の研究ではなかなか遭遇しない状況なのではないかなと思います。難易度の高い課題でしょう。そういう場面でもいかに筋道立てて思考を展開するか、ということは訓練していきたいなと思います。

身もふたもない結論

 冒頭の話題に戻って、ブログが書きたいけど書けない、自分の想いを言語化できないという問題の原因は何なのでしょう。

 ここまで書いてきて浮かんだことは、自分の心のもやもやの本質が掴めていないから文章が構成できないわけで、じゃあ本質を捉えるにはどうしたらいいのかというとひたすら考えなければいけないわけですよね。結論として思考に耐えうるだけの気力が残っていないこと、つまり単純に疲れているだけなのかもしれないなと思いました。慣れない仕事場で必要以上に気を使っているので、自分が思っている以上に精神的に疲労しているのかもしれません。

 ああ、なんて身もふたもない結論。土日にゆっくり休んで体力を回復させます。

 

 研究室の先生との関係がすこし懐かしくなってきました。

 

言葉にできない~小田和正ベストカバーズ

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