理系院卒のネットワークなブログ

意外なところに「つながり」ってありますよね

社内で一番忙しい部署に異動して1か月

 僕の会社は異動が多く、2,3年に一度部署が変わります。この春で入社3年目になったので初めての部署異動があり、社内で一番忙しい部署に配属されました。

仕事が忙しい部署

 今度の所属部署は、外から見ているとなぜあんなに忙しそうにしているのか理解しにくい部署でした。自分が帰社するときにいつも人がたくさん残っている部署。働き方の効率が悪いのではと僕も思っていました。

 その考えは甘かったです。帰るのが遅いのは、仕事がたくさんあるから。この部署はひとりあたりが抱える仕事の量が桁違いに多い部署でした。当然のことでした。

 仕事の進め方の特性上、昼は社外の人と商談続きになります。それでいて、自分が社内でこなさなければならない作業の量も多いため、夜に残って作業をするしかない。商談で疲れているので、どうしても作業のスピードが落ちてしまう。だけど、やらないと仕事が前に進まないため帰れない。

 同時にいろんな案件を処理していくため、抜け漏れも出やすく、そのリカバリーにさらに時間を奪われてしまうことも多々あります。また、二人一組で仕事を進めていくため、片方の予定に引っ張られることもしばしば。

 忙しい部署には忙しいなりの理由がありました。こういう風に進めるしかない仕事だし、付き合うことになる他社もそういう業界なので合わせるしかない。

 なんだか言い訳がましくなってきたのでこの辺で。少しでもいいから変革に貢献したいと思います。

生活面

 異動してから勤務時間が長くなりました。お昼に打ち合わせが入ることも多く、昼食を抜くことが増えました。睡眠時間だけは死守していますが、そのために夕食を諦める日が増えました。

 もともと食べることに執着心がありません。自分の中で大切ではないものの時間がまずは削られていくのだなと思いました。ですが食べることは健康に生活していくうえでの土台。ぐらついてしまうとすべてが崩壊してしまうので、できるだけ意識をして栄養を摂取しなければと思っています。

 平日に趣味に回す時間がほとんどなくなりました。食べられないことよりもこちらの方が自分的には悲しいです。

 自分はゲームが好きでゲーム会社に勤めています。ゲームをプレイするのは趣味であると同時に仕事のアイディアを得る時間でもあります。他社のタイトルから刺激をもらったり、自社のタイトルから仕事のタネを見つけたり。そういう時間が減るのは二重の意味で苦しいなと思います。

 ソシャゲもコンシューマーゲームも両方やるのですが、特にソシャゲに関してはランキングに入る気力がなくなってしまいました。

 日本でこれだけソシャゲが流行っていることに対して、「日本人は忙しいから隙間時間でプレイできるソシャゲが流行った」という説を良く耳にしますが、この説に対して少し懐疑的になりました。時間をリソースにして戦うソシャゲが、忙しい日本人に流行るのかなと。時間のある人に負けて悔しい想いをするぐらいなら、ネットワークに繋がらないゲームの方が純粋に楽しめるのでは。

 最近はなんとか暇を見つけては、Switchのカービィに癒されています。ゲームボーイアドバンスぶりにカービィをプレイしたのですが、3Dのカービィはめちゃめちゃ可愛い。

星のカービィ スターアライズ - Switch

星のカービィ スターアライズ - Switch

 

 

モチベーション・精神面

 忙しいという話をすると字面は暗くなってくるのですが、仕事自体は楽しくこなしています。まだ3年目なのですが、今の部署は自分の裁量が大きく、自分であれこれ決められるのがとても楽しいです。

 自分で決めることが多いからこそ、仕事の量が多い。たぶんここは表裏一体。責任もあるのですが、チャレンジした結果失敗したことは評価してもらえる環境です。

 こういうモチベーションに繋がる部分の待遇が悪かったら、精神的にきつかっただろうなと容易に想像がつきます。ノルマを厳しく求められたり、失敗したら他の人の前で叱られたりする職場ではすぐに心が折れていただろうなと。

 良い人が多い部署です。忙しい中でも楽しみながら仕事ができます。何年もこの部署で戦い続けている人がいて、そういう人たちはこの環境に慣れてしまっている部分もあるのですが、なんとかこの状況を変えようと努力しているのも伝わってきます。外から入ってきた人間として、環境を少しでも変えたいと思います。がんばります。

 

 

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 自分が社外の人との打ち合わせで疲れてしまうのは、自分が内向型人間だということもあるんですよね。そういう話を以前書きました。