理系院卒のネットワークなブログ

意外なところに「つながり」ってありますよね

「入社してとりあえず3年」が経過したので振り返る

 この4月で社会人4年目になりました。巷で良く言われる、「とりあえず入社して3年」が経過したことになります。ちょうど良い機会なので、この3年間を振り返ろうと思います。意識高い系のような寒いことは書きたくないので、地に足のついたリアルな実感を書き残したいです。

 総じてこの会社に入ってよかったなと思える3年でした。とても幸せなことだと思います。ひとまず、当分の間は転職のことは考えなくて良さそうです。

 就活をしているときは、理系の大学院で学んだ専門性を捨ててこの会社に入社するべきか悩みました。人生で一番悩んだ気がしますし、人生で一番大きな決断をしたと思います。あのときの頭を抱えている自分に、とりあえずは間違っていなかったよと言えるのではないかなと思っています。あの決断を間違ったものにしたくなくて必死に働いてきた面もあるので、本当に報われてよかったなと思っています。

会社全体について

 業績はとても好調です。ソシャゲに暗雲が立ち込めるゲーム業界において、他の追随を許さない独自性を持っていて、その強みをしっかり活かす事業戦略を採れています。その立ち位置にあぐらをかくことなく、常に新しいことにチャレンジしていこうという雰囲気が途切れないのも良いことだなと思っています。

会社の人たちについて

 社長の指し示す未来にはとてもワクワクしますし、共感します。上層部の人たちは経験豊かで、抜群に頭の切れる人たち。上司や先輩にガミガミ怒る人はいなくて、気軽にご飯に連れていってもらっていろんな話をしてくれます。同期はとても仲が良く、みんな優秀で尊敬できますし、良きライバルでもあります。

自分の仕事について

 若いうちはジョブローテーションで様々な部署を回ります。スキルをじっくりと養うことはできないものの、幅広いことを短期間の間に習得出来ます。いろいろなことをやってみたいと思っている自分に合っている制度です。

 入社して2年は大きめのアプリゲームのローンチおよび運営に携わりました。自分が作ったゲームをたくさんの人が遊んでくれている様子をみるのはとても嬉しい経験でした。自分で「これをやった!」と言えるものがあまりないのが残念なところですが、アイディアを出したり、こまごまとした業務をたくさんこなしてチームのサポートをしたりしていました。いつか、自分がディレクションをする立場でもう一度アプリゲームを担当してみたいですね。

 2年経ってグッズ制作の部署に移りました。自分のあらゆる創意工夫を商品に盛り込むことができ、その結果が売り上げや利益という数字にダイレクトに現れてくる仕事です。アプリの仕事とは打って変わって、自分の意志がすべての世界。直接自分が「これをやった!」とアピールしやすい業務です。幸いにして面白い商品を企画できるという評価を頂いていて、もっと頑張ろうと前向きになれる仕事です。

待遇について

 給与にはおおむね満足をしています。ゲーム業界では高い方だと思いますし、若手にもきちんと報いてくれているのが伝わってきます。ただ、給与が高い業界と比べてしまうと少し悲しい気分になります。大学の友人たちは様々な業種に散っているので、比べ出したらキリがない。好きなことを仕事にして楽しく働かせてもらっているので、その対価かなと思っています。

 年功序列ではないので、頑張って目に見える結果を出せば評価してもらえるのではないかという期待感を持って働けています。

今後について

 しばらくの間はがむしゃらに頑張ってみようと思っています。仕事量がとても多くてプライベートはないも同然なのですが、それはもともと望んでいたことなので。また3年後に振り返ってみたときに、どういう結果になっているでしょう。

 

 

 仕事のお話

ytera22.hatenablog.com

ytera22.hatenablog.com

 

 

 

更新情報はTwitterで。

 

 

「とりあえず」は英語でなんと言う? (だいわ文庫)

「とりあえず」は英語でなんと言う? (だいわ文庫)