僕は通信系の研究をしています。
この分野の論文のイントロダクションはだいたい次のような文句で始まります。
「動画配信サービスの普及などによりインターネットトラフィックが急増している」
日本語でも英語でも同じです。
今日読んだ論文の出だしも、まさにこれでした。
その中で面白い英単語が使われていました。
ちょっとだけ引用させていただきます。
『To offer adequate capacity for the skyrocketing traffic increase,』
「skyroketing」って面白い表現だと思いませんか。
初めて見ましたがイメージはよく伝わる単語です。
天にも登る勢いがあるのだなと感じます。
しかし、この単語。
宇宙に向けて打ち上げるロケットのことを指しているのではないそうです。
調べてみると名詞の「skyroket」は打ち上げ花火や狼煙という意味。
面白いです。
「roket」とついているのに。
逆に言うと「fireworks」以外にも花火を表す単語があるのですね。
この文中の「skyroketing」は動詞の「skyroket」の動名詞ですね。
動詞の「skyroket」は、急騰する・暴騰する・うなぎ登りになる、などの訳が当てられます。
経済の分野でもよく使われる単語のようです。
株価の急騰、物価の暴騰などなど。
自分が論文書くときにも使いたくなりますね。