理系院卒のネットワークなブログ

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就活自己分析 -他人に自分史を見てもらって良かったなと思うこと

はじめに

 人材系の会社の就活支援の一環で、自己分析面談のようなものを受けました。その時に感じたことを忘れない内に書いておこうと思います。

 自己分析の手段としてよくあるかと思いますが、自分史を書いてくるように言われました。もう1つ材料があって、適性検査を受けて、その結果も面談では使われました。

 他人の目を意識して自分史を書かねばなりませんでした。これがなかなか大変な作業であり、また、新たな気づきもありました。

他人を意識しながら書いて気づくこと

 今までの人生は、なんらかの決断をたくさん重ねていった結果です。僕は理系の大学院にいます。どちらかというと自分は理系よりの頭を持った人間だと思っています。しかし、今までの自分の人生を自分史を通して振り返ってみた時に、大きな決断は割りと直感で決めていたのだなということに気づきました。

 中学校でバスケ部に入ろうとしたのも、第一志望で受験する高校を決めるのも、大学の学部を選ぶのも、理屈で考えたというよりは、なんとなく良さそうだと思って決めていたのです。自分のことなんだから、それを「新たな発見」と呼ぶのは大げさだと思うかもしれませんが、意外と自分のことって分からないんだなぁと思いました。今回は他人に見られるということで、かなり丁寧に自分史を書きました。それをざっと眺めてみて、初めて気づけたのです。

他人に指摘してもらって初めて気づくこと

 逆に、自分史という形をとると表に出にくいものもあると思います。自分史というのは基本的に、何らかの出来事を並べていくわけです。しかし、特に何かあったわけではないけど自分の性格形成に影響を与えているものってあると思いませんか。

 僕の場合は、自分が真面目であることになんとなくずっとコンプレックスを感じていたのです。何かトラウマになるような出来事があったわけでもないのに、それは僕の心に気づいたら存在していたのです。この真面目であることに対するコンプレックスを克服出来たのは大学生になってからなのですが、それを自分史に書いたところ、「なぜここで急にコンプレックスの話が出てくるのか」と指摘を受けたのです。

 僕の中では当たり前に存在していたそのコンプレックスは、端から見るとなぜ生まれたのかまったくわからないものだったのですね。もちろん、自分でもなかなか説明ができない。そういう気付きもあるのではないでしょうか。

終わりに

 僕がこのような面談のチャンスを頂いたのは偶然なのです。自分史を他人に見てもらう機会は、自分で創りださねばならないと思いますが、一度やってみると面白いと思いますよ。

 

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