理系院卒のネットワークなブログ

意外なところに「つながり」ってありますよね

就活でお祈りをもらったら悔しがればいいのか怒ればいいのか悲しめばいいのか割り切ればいいのか

どんな風に反応すればいいのか

 この前、初めて就活の採用面接を受けました。その結果の連絡が今日届いて、無事に落ちることができました。人生初の「お祈り」を頂きました。

 愚痴を書きたいわけではなくて、この結果を果たしてどういう風に受け止めるべきかを悩んでいるのです。受け止め方はいろいろあると思いますが、たとえば以下のような感じ。

1.あの質問の答えが悪かったのかもしれないと「悔しがる」

2.なんであんなにカンペキに受け答えしたのに落ちたのかと「怒る」

3.内定が欲しかったのにと「悲しむ」

4.この会社には縁がなかったと「割り切る」

なぜ受け止め方がわからないのか

 この面接を受けた時「弊社と合っているか合っていないかを見ますよ」と人事さんに宣言されました。だから、僕がもらった不合格通知は「いろんな意味で弊社とはマッチしていませんよ通知」なのだと思うのです。それ以上でもそれ以下でもないのでしょう。これがなんとも反応しづらいのです。

 マッチしていなかった。この事実を突き付けられたとすると、割り切るのがベストだとは思います。しかし単純に割ってしまったら、僕があの企業に向けた気持ちがすべて無駄になってしまうようで、それは何処か自分で自分を否定しているような印象を抱く処理の仕方なのです。「割り切る」はあまりにも淡白で無機質な受け止め方だと思うのです。

 じゃあ「悔しがる」かと言ったらそんなことができるでもなくて、たとえば実力が足りていなかったのなら悔しいのですが、そういう客観的なパラメータはないわけです。人事さんは真摯な対応をしてくださったので「怒り」も湧いてきません。本当に、どのような感情を抱けばいいのかわからなくて、自分の心が空虚なものに見えます。がらんどうなのかと疑ってしまいます。だから実は純粋なる「悲しさ」に近いのかもしれない。

 なんだか抽象論に陥ってきたのでこれ以上風呂敷を広げていくのはやめます。高校入試や大学入試では落ちるということを経験していないので、落ちることに慣れていないんです。この面接は落ちる可能性が高いとは頭では分かっていましたが、やっぱりいざお祈りメールを見ると、心が驚いたのかもしれません。

 

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