スマホアプリ「クラッシュロワイヤル」を無課金でほどほどに楽しくプレイしています。先日、トロフィーが2000を突破しロイヤルアリーナに到達しました。キングレベルが8や9の相手ばかりで、カードのレベルにも差があるなか、キングレベル7でトロフィー2000越えを達成できました。そのときのデッキを紹介します。
デッキ紹介
スケルトン Lv. 8
ボンバー LV. 8
ネクロマンサー Lv.4
ジャイアント Lv.6
ザップ Lv.8
ガーゴイルの群れ Lv8
大砲 Lv.8
バルキリー Lv.6
巷では「ジャイネクロ」と呼ばれる、ジャイアントとネクロマンサーが主軸のデッキです。どちらも訓練キャンプ時代から手に入るカードであり、誰にでも組みやすいお手軽デッキとして紹介されることが多いです。
基本戦術
ジャイアントを壁にして、ネクロマンサーを進軍させるのが基本戦術です。
①ネクロマンサーを自陣タワーの近くに出し、スケルトンを稼ぎます。②ジャイアントの前にも後ろにもスケルトンが来るようにジャイアントを置きます。ネクロマンサーとの距離は少し開けておきます。 ③相手はプリンスを出して来ましたが、プリンスの攻撃をスケルトンが受けることになるので、ジャイアントのHPが削られにくくなります。ネクロマンサーの攻撃は遠距離攻撃なので、ジャイアントを盾にして攻撃することができます。
上のケースでは相手がプリンスとネクロマンサーを使ってジャイアントを倒す方針で防衛してきましたが、ジャイネクロに対する守り方にはいくつかのパターンがあります。相手の出方に応じて、次の一手を決めます。
1.ジャイアントをユニットで攻撃してくる場合
相手使用カード:スケルトン、スケルトン軍団、ゴブリン、槍ゴブリン、バーバリアン
複数ユニットでジャイアントを取り囲んでくる場合です。ネクロマンサーの攻撃は範囲攻撃なので、バーバリアン以外はまとめて倒してくれます。ジャイネクロ側はあまり痛くはありません。追撃をするなら、ジャイアントにまとわりついているユニットと相手のタワーが入るようにザップを撃つか、ボンバーを送り込みます。
相手使用カード:プリンス、ネクロマンサー、ミニP.E.K.K.A、 バルキリー、マスケット銃士、ボンバー
攻撃力の高い単体ユニットで防衛してくる場合です。こちらもザップで少し足止めをしたり、ボンバーを送り込みます。ネクロマンサーが生成したものにプラスしてスケルトンをさらに追加しておくのも効果的です。
空中ユニットで防衛してくることもあります。ボンバーの攻撃は届かないので無意味になってしまいます。ネクロマンサーの攻撃は空中にも届くので、ザップで足止めをするのが効果的です。
2.ネクロマンサーをユニットや呪文で攻撃してくる場合
相手使用カード:バーバリアン、バルキリー、ミニP.E.K.K.A、ボンバー
相手がジャイアントを無視してネクロマンサーの周りにこれらのユニットを出してくることもあります。この場合、ネクロマンサーの後ろにボンバーを置いておくのが有効です。ネクロマンサーは倒されてしまっても、そのあとでジャイアントに向かうのをボンバーが防いでくれます。
相手使用カード:ファイアボール、ロケット
自陣タワーの後ろからネクロマンサーを出すと、タワーごと呪文で攻撃してくる相手もいます。その場合、自陣タワーの横のあたりからネクロマンサーを歩かせると相手は間に合いません。ですが、ファイアボールではネクロマンサーは倒れませんし、ロケットを使うと相手はエリクサーを損するので、どっちみちジャイネクロ側はあまり痛くありません。
3.建物を使って防衛してくる場合
相手使用カード:大砲、テスラ、ボムタワー、インフェルノタワー
建物を置いてジャイアントを誘導してくる場合です。大砲はHPが高くなく、ジャイアントの前を進むスケルトンにターゲットが向いていれば最小限のダメージで壊すことができます。しかし他の建物はHPが高く、スケルトンやネクロマンサーもろとも攻撃してくるボムタワーや、ジャイアントを一瞬で焼き切り、高耐久を持つインフェルノタワーは天敵です。ガーゴイル軍団を追加することで建物は壊すことができますが、相手は木の矢やファイアボールを持っていることが多く、ネクロマンサーも巻き込んで呪文で攻撃されるとかなりエリクサーを損してしまいます。
試合運び
ジャイネクロは強力なコンボですが、エリクサーをかければ十分ノーダメージで守れます。単にジャイネクロを出せば勝てるほど甘くはありません。攻撃と防御のバランスが大事です。
クラッシュロワイヤルというゲームは、相手の攻撃を省エリクサーで守り、防衛に使ったユニットと追加のユニットで反撃していくのが基本です。ジャイネクロデッキの場合、ネクロマンサーとボンバーを使って攻めてきた相手のユニットを倒し、ジャイアントを壁に置いて反撃するというのが基本の流れだと僕は考えています。忠実に、愚直に、この攻めを繰り返します。
①相手のガーゴイルをネクロマンサーで迎え撃つ②ネクロマンサーの前にジャイアントを出して反撃。
しかし、相手によってはジャイネクロボンバーの攻撃を完璧に防いできて、埒が明かないこともあります。この場合、僕はガーゴイル軍団でリズムを変えます。ガーゴイル軍団は呪文などで簡単に守れるユニットですが、高い攻撃力を持っているので対応を怠るとタワーを大きく削ることができます。ジャイネクロを投入しているサイドとは逆側にこいつを出したり、ガーゴイルの群れ+ジャイアントという攻め方を試すこともあります。
相手がボムタワー・インフェルノタワーで守ってくる場合や、巨大スケルトンを使ってこられるとなかなか相手のタワーに攻撃が届きません。その場合は引き分けを狙います。攻める姿勢は見せつつも、エリクサーを多めに確保しながら相手の攻撃をさばくことに集中します。
相手のレベルが高かったり、苦手なカードを持っていても、諦めて負けてしまうとなかなか上に進めません。なんとか引き分けに持ち込む力というのも非常に重要だと思います。
各カードの役割
スケルトン
主に防衛に使い、相手の地上単体ユニットを相手にします。エリクサーコスト1ながら、コイツの役割は非常に重要です。特に、P.E.K.K.A、ミニP.E.K.K.A、プリンス、巨大スケルトンなどはスケルトンでいかに引き付けられるかで、タワーに入るダメージに雲泥の差が生まれます。
お目当てのカードを手札に持ってくるための潤滑油にもなります。例えば、ホグライダーデッキを相手にするときは常に手札に大砲を構えていないと対処できないですよね。早めにスケルトンを切って、大砲が手札に来るようにしておきます。できるだけ使い捨てにならないように、ジャイアントの周りに出したりできるとよいです。
ボンバー
そこそこの射程でそこそこの攻撃力の範囲攻撃を繰り出します。ジャイアントにまとわりつく小型ユニットを一掃しつつ、タワーにもダメージを与えられるということでジャイアントの良きパートナーです。
防衛にも貢献できますが、相手の攻撃を受けるとすぐに倒されてしまうので、僕はタワーの後ろに出すか、バルキリーと合わせて出すことが多いです。
ネクロマンサー
攻防のかなめです。スケルトンを生成する能力がとにかく強くて、攻撃に回っても防御に回っても予想以上の粘りを見せてくれます。攻撃頻度も高いためギリギリまで攻撃を続けてくれます。僕の一番好きなカードです。
HPが削れていてもジャイアントを前に置けばきちんと攻撃に貢献してくれます。ファイアボールを撃たれることが多いですが、個人的にはあまり痛くないのになあと思っています。
ジャイアント
わかりやすい強さを持っているカードです。真正面からHPを削るか建物で誘導するしか対策がないのが強いです。しかし訓練キャンプのころから登場しているだけあって、コイツの対処には慣れている相手が多く、単純な攻撃では勝てません。
このデッキではミニドラゴンやウィザードなどの範囲攻撃を持っている相手が対処しにくいので、自陣タワーの近くに出して壁役になってもらうこともあります。
ザップ
ガーゴイルの群れやコブリンバレルを対策するために入れてあります。ジャイアントをスケルトンの群れやゴブリンで削りにくる相手にも有効です。
ファイアボールを使っていた時期もあったのですが、コストの関係でザップが適当だという結論に至りました。発動が早いのもグッド。
2016年8月24日のアップデートで、麻痺時間が1秒から0.5秒に縮んでしまい、攻撃を補佐する役目や相手を足止めする役目は弱くなってしまいました。
ガーゴイルの群れ
主に防衛を担当させています。エアバルーンやラヴァハウンドに対する生命線です。空中ユニットを攻撃できない地上ユニットをノーダメージで防衛することができるのも強いです。
5体残っていれば攻撃力は目を見張るものがあります。相手の手札やエリクサーの状況を読み切ってここぞという場面で出せると、一気に相手のタワーを崩せます。
大砲
vs. ホグライダーの生命線です。ホグデッキと戦うときはすぐに反応できるように構えておきます。どこに置けばノーダメージでホグライダーを倒せるか、試行錯誤しておきましょう。
相手のジャイネクロに対しても僕は大砲で守る派です。大砲でジャイアントを引き付けて、ネクロマンサーを出してジャイアントをさらに削ります。エリクサーに余裕があれば相手のネクロマンサーをバルキリーで打ち取ります。
バルキリー
主に防衛に使います。ジャイアントの後ろから進軍させても、ジャイアントの前側にいる敵ユニットには攻撃が届かないので、ちょっとシナジーが薄いです。もちろん小型ユニットで囲んでくる相手には有効です。
HPが高く防御面では優秀です。一撃が重いP.E.K.K.A等はきついので、スケルトンと連携させます。
他のユニットに”押される”ので、バルキリーの後ろにスケルトンを出すとスケルトンのスピードで相手タワーに近づくことができ、思わぬダメージを与えることがあります。
思わぬスピードで進軍してきたバルキリーがタワーをみるみるうちに削っています。能動的にこれを狙うときはゴブリンを使うらしいです。
終わりに
ジャイネクロデッキは組みやすくて、クラロワの基本が学べる良い構成だと思います。使ったことのない方はぜひお試しあれ。
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