理系院卒のネットワークなブログ

意外なところに「つながり」ってありますよね

管理職1年目のフィードバックにて

はじめに

 昨年度に昇格し、管理職としての最初の1年が経過した。自分の能力が足りておらず、明確に壁を感じる1年だった。この感覚はいま書き残しておいた方がいいと思ったので、恥ずかしいが勢いのまま書きなぐっておく。10年後ぐらいに振り返ってどう思うだろうか。

評価面談にて

 昨年は業務内容が大きく変わった。現場で手を動かすのではなく、管理者としてチームの方針を決め、人員をまとめる立場になった。この業務に慣れるのでいっぱいいっぱいになった。
 役員からの私の評価は厳しいものだった。人を管理するのが全くできていないと。ただ、1年目だからしょうがないとも言ってくれつつ、要点を教えてくれた。

人を見ること

 サラリーマン1人でできる仕事の量には限界がある。そのため人はチームを作り、役割分担をして大きな仕事に立ち向かう。管理職はチームをまとめていく。
 私がやらねばならないこと、やれていないことが、個々人のモチベーションを管理していくこと。そしてそのために、ちょうど良い目標を提示すること。
 チームメンバーに良い仕事をしてもらうには、個々人の向かうべき方向を提示するのが大事。これをやってほしい、この数字を達成してほしい、これができる人になってほしい、そういう方向感を示さねばならない。
 全員について一律で定めるのは難しい。個々人のキャリアやスキルを見て、適切に調整していかねばならない。これが本当に難しい。結局、密にコミュニケーションをするしかない。
 私が管理しているメンバーは、自分の手駒ではない。会社の大切な人的資産である。社長がすべての人員を細かく見れるわけがないので、その役務の一部を自分が肩代わりしているだけ。あくまで代打なのだ。

今後

 上長に伝えられたときはものすごくショックを受けたので書き残しておこうと思ったのだが、冷静にこの文章を書いてみると当たり前のことしか言っていないじゃないかという気分になってしまった。とても恥ずかしい。だが、壁だと感じたのは間違いないので、ここに残しておこうと思う。