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理系院卒のネットワークなブログ

意外なところに「つながり」ってありますよね

【理系就活】就職先を告げたら研究室の先生の猛反対された話

 「なんでそんな企業に行きたいと思ったの?」僕が内々定を頂いた企業に行きたいと思っている旨を研究室の先生に伝えたところ、猛反対を受けました。肯定されることはないだろうと覚悟した上で切り出したのですが、覚悟のバリアを突き破るほどの勢いで否定されて、なんだか悲しくなりました。

 ただ、先生が僕におっしゃったことは事実だと思うのです。今は心がぐらついていますが、整理して考えるためにもここに書いておこうと思います。誰かの参考になるかもしれませんし。

 前提として、僕が行きたいと告げたところはあまり有名な会社ではありません。小さい会社です。僕は理系ですが、文系の人が多い職場です。アホな言い方をすると夢とロマンを追い求められる職場なので入社したいと思っています。一方で、僕が就職活動を始めた当初に行きたいと思っていた企業は誰もが知っている巨大グループ企業の一つです。僕の専攻を活かす選択です。先生方は当然そちらを勧めてきます。

先生に言われたこと

①定年まで会社があるとは限らないよね?

 はい。まさにその通りです。その点は僕も認めているので構いません。逆に、自分が頑張らないと会社が潰れる、という当事者意識を持って働けそうだと思っています。

②(会社が潰れるとして)いざ転職しようと思った時、こんな会社じゃ転職市場は評価してくれないよ?新卒でいい会社に入れなかった落ちこぼれだと思われるよ?

 僕が行こうと思っている会社は、小さい会社なので若い内から大きい仕事をバリバリ任せてもらえる環境だそうです。そこで実績を挙げれば、たとえ転職することになったとしても問題ないと思っていました。

 ですが、先生の言い分ではそうではないらしいです。新卒で大企業に入社したという事実は大きく評価されると言っていました。本当なのでしょうか。コネとか推薦とかで入社する可能性も加味すると、むしろ小さい企業で早くから役職をもらっていて活躍していたほうが評価されそうなものなのに。

③実力を付けたいと思っても、優秀な上司がいないとダメでしょ?大企業には優秀な人材が集まってきて、その中には更にとんでもなく優秀な人もいる。成長スピードは大企業の方が早いよ?

 なぜ小さい会社には優秀な上司がいないと決めつけるのでしょうか。僕が面接でお会いした部長さんや役員さんは恐ろしいほどキレッキレの方でした。あんな人たちの下で働けたら絶対プラスになるはず。一方で大企業は組織が大きいので、どんな人が働いているかを入社前に把握することなど不可能です。優秀な上司に当たらないことだってある。大企業で歯車として働いて、自分の実力が十分に発揮できない可能性だってゼロではないはずですよね。自分の心がけと運次第なのではないかと僕は思います。

④大企業の社員や公務員になるのと、どこの馬の骨とも知らない企業に務めるのでは、社会的信用がまるで違うよ?

 これは仕方がないでしょう。知名度が違うんだから。特に、先生方は国立大学の教員ということで国家公務員相当の立場がある。特権階級のような恩恵に授かることもあるのでしょう。それと比べたら大抵の職種は劣りますよ。「家のローンを組むときに困るよ」と脅されましたし、挙句の果てには「結婚出来ないかもよ」と言われました。もはや脅迫の領域。いいお世話です。結婚相手ぐらい肩書に頼らなくても自分で見つけられますから。

⑤一度社会の下流へと入ってしまったらそこから上流には行けない。新卒で入る会社というのは本当に重要だ。自分だけならいいかもしれないが、結婚相手や子供にまで苦しい思いをさせることになるよ。

 自分自身、これが一番怖いかもしれません。自分のことだけを考えるなら、楽しさを追い求めてもいいと思いますが、未来の家族を人質に取られると何も言い返せません。確かに、一家の大黒柱が大企業で働いているというのは世間体がいいでしょう。あの家のお父さんはあんなすごい大企業で働いているんだと。小さな企業でも、最低限の給料を稼いでいれば問題はないと思うのですが・・・。

正論には勝てません

 その他、その会社のビジネスモデルには限界があるだとか、とにかく僕の決断のすべてを否定されました。その否定の言葉には反論の余地がほとんどありません。「正論」なのです。「経験」と「肩書」に裏打ちされた「正論」なのです。ぺーぺーの学生が対等に議論できるものではないです。先生方は学生のためを思ってアドバイスをしたということで気持いいかもしれませんが、こんなものはアドバイスではなくてただの弱い者いじめです。指摘が間違っていたとしても先生方にはなんの責任もありません。それに、大企業を勧めておけばまず間違いなく安定した将来が保証されるので、大失敗はないです。先生方は安全圏から僕の夢を正論という鈍器で殴り殺そうとしている。僕にはそうとしか考えられません。

 正論には否定ができない、防ぐ手立てがないので僕の心はぐらぐら揺れています。このまま脅迫に屈して自分の夢を諦め、大企業の選考を受けることになるのでしょうか。それは絶対に後悔するはずです。せっかく夢を追い求めるチャンスが目の前にある。わかっているのですが、怖いです。長い人生。どうすればいいのでしょうか。

 

  勇気の問題でしょうか。勇気といえば、僕はブレイブ・ストーリーが大好きです。

「あなた自身を見つめなさい。憎しみと怒り、優しさと勇気。どちらも等しくあなたのものぢゃ。それを直視した上で、運命を変えるとはどういうことなのか、結論を出すのぢゃ。」

「友達だって、肉親だって、恋人だって、正しくないことは正しくないんだ。あんたの心が、それは間違っていると感じたなら、あんたはその心に従う義務がある。」

 悩みますねぇ。

ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)

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