理系院卒のネットワークなブログ

意外なところに「つながり」ってありますよね

理系大学院生と出会い、恋愛に発展させる方法

 こんな記事を読みました。そして、感じました。時代の流れが理系院生に向かってきているのかもしれない、と。

 この記事では、理系院生のモテない現実を紹介したあと、付き合ってみるととてもオトクだよということが書かれています。オススメする理由は3つ挙げられており、①何かに打ち込む性質⇒浮気の心配がない②大学院まで進学⇒実家がそこそこ裕福③恋愛経験に乏しい⇒ちょろい、となっています。

 僕は非常に嬉しいです。個人差もありますが、周りの院生の友人を見渡す限り、この3つは的外れではないと思います。理系の大学院という場は、青く輝くブルーオーシャンであります。

 しかし、この記事には肝心のことが書かれていません。それはズバリ「理系院生とどうやって出会うか」です。これがなければ、良さが伝わったとしても意味がありません。出会ってしまえば院生はちょろいので、いかにして好みの彼に出会うか、というのが一番の関門だと思います。

前提

 また、女子SPA!の記事を書いた東京姉妹さんのツイートを中心に、togetterにもまとめられています。

 多くの方は分かっていらっしゃると思いますが、このまとめの中では「理系院生」と「研究者」をごちゃごちゃにしている人が見受けられます(まとめた人が悪いのかもしれませんが)。大学院生は研究をしますが、「学生」であって「研究者」ではありません。僕はここでは大学院生に絞ってお話をさせていただきます。

 大学院は前期過程(通常2年間)と後期課程(通常3年間)に分かれており、 前期過程を終えると修士号、博士課程を終えると博士号(Ph.D)を得ることができます。学部にも寄りますが理系の大学院生のうち約9割は修士号をとって就職します。そしてそのほとんどがメーカーやインフラの会社にエンジニアとして就職するのであって、研究者にはなりません。国の研究施設や企業の研究所に勤めるのは博士号を取った人がほとんどです。

本当にちょろい理系大学院生

 まず、オススメな理由を少し補強したいと思います。特に③の「ちょろい」を強く主張しておきたいです。

 一部を除き、本当に恋愛経験が少ない人が多いです。男は虚勢を張る生き物なので質問してみるとそこそこ経験があるように答えると思いますが、それは実を伴っていません。見せかけ、はったり、数字の上だけです。

 そして理系院生のメンタルヘルスも重要なファクターです。研究は個人戦です。今まで横並びの教育を受けてきた僕らですが、同期の中でも成果がたくさん出る人とそうでない人にはかなり差ができてしまいます。なかなか普段吐き出せない弱音を抱えている人も多いです。支えを欲しているのです。

 難しい恋愛の駆け引きなど必要ありません。女子にアタックされた経験が少ないので、正攻法で簡単に攻略できると思います。理系は論理立てて考える生き物ですから、女子がわざと逆の行動をとったりすると混乱してしまうかもしれません。

理系院生の出会いが少ない理由

 理系院生と出会うのが難しい理由は大きく分けて3つあります。

1つ目:忙しい

 文系の大学生のような自由はありません。分野によっては朝から晩まで拘束されるところもありますし、ひどいところは土日も縛られたりします。日々の研究にプラスして、研究室内のミーティング、論文執筆、学会発表の準備、授業などなど色々なタスクを同時に抱えながら生きているのが理系の大学院生です。

 研究室内で過ごす時間が長く、外部の女の子と出会うのが難しくなります。また、忙しさゆえバイトやサークルはやめてしまったという人が多いです。王道の恋愛発展パターンが望めません。

2つ目:趣味・生活がインドア派

 いわゆるオタクのイメージを押し付けられるのは悲しいですが、インドアな趣味を持っている人が多いのは事実です。そして一人でも自分の時間を楽しめる人が多いです。支えを欲している人が多いと書きましたが、一人で生きていく強さを持っている人が多いのもまた事実。これは彼女がいない時間が長いため孤独に慣れてしまったと捉えることもできますが、とにかく自分を貫いて閉じこりがちな人が多いです。

3つ目:恋愛に奥手

 恋愛に突入できる距離にあったとしても、奥手な院生はその距離を詰められません。せっかくの機会が恋愛に発展せずに流れてしまうケースは多いでしょう。これでは出会っていないのと同じです。

 

 理系院生と出会うことが難しい理由を3つ挙げましたが、クズ男が言い訳しているようにしか見えないですね。まずは院生の方が努力しろよと。それは仰るとおりでございます。

 でも、なんとかわかってほしいのです。なかなか恋愛に踏み込めないこの現状を。そして、女子の皆様には院生を候補に加えて欲しいと思います。そのために、僕が考える出会いの方法を次に考えていきます。

理系院生と出会う方法

 意外性のない回答になってしまいますが、「合コン」と「友達の紹介」の2つが王道なのではないかと思います。

 まず、どちらの方法にしても強制的な出会いの場になるというのがポイントです。忙しくてもインドアでも奥手でも、土俵に引っ張りあげられては院生も勝負するしかありません。

 合コンは手軽かつ複数人と接触できる方法です。しかし、男子チームが理系院生だけの場合、女子チームは苦労する可能性があります。理系人間は、「男子も女子も巻き込んでみんなワイワイ盛り上がる」ということがけっこうな確率で苦手です。合コン慣れしている女性ほど、物足りなく感じてしまうと思います。女子チームが引っ張っていくという気合いがあれば、案外盛り上がるのかもしれません。

 そういう意味で友達の紹介というのが一番無難なのではないでしょうか。理系院生の中には、僕の目の届く範囲にも「とんでもないヤツ」がいます。しかし紹介の場合は仲介役を挟んでいるので、そういうヤツをフィルタすることができます。仲介役にとってもメンツがかかっているので適当なことはできません。

 ただこちらも、会話の盛り上げ上手な男性ばかりだと思っていると、女性は不満がたまってしまうかもしれません。ハードルは低くしておくが吉です。

 

 いざ合コンするにしても紹介してもらうにしても、ツテがなければ実現しません。大学院生とゼロからコネクションを作るのは大変なので、学部時代に作っておけるのが理想です。大学にもよると思いますが、僕の大学は工学部の95%、農学部の80%は大学院へ進学します。学部生のうちはそこそこ暇なのでバイトやサークル活動に参加している人も多いです。意識して繋がりを作っておくと良いのではないかと思います。学部生のうちに捕まえてしまうのが実は一番賢いのかもしれませんね。

 というわけで、東京姉妹さんが作ってくれたこの流れ、無駄にしたくないと思い色々書いてきました。女子のみなさんは騙されたと思って理系院生を狙ってみてください。ブルーオーシャンに飛び込んでください。合言葉は「理系院生の知り合いでいい人いない?」です。何卒、よろしくお願い致します。

 

 

理系院生の生態についていろいろ書いています。 

僕らは休日もけっこう研究室に行きます。

 

僕は幸運なことにサークルに参加しております。

 

出逢う力

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