9月にバレンシアで開かれた国際学会に参加してきました。その3日目の旅行記です。
学会&散歩
この日は一日研究発表を聞いていました。朝は7時半に起きます。この日から学会が本格的にスタートしますので、朝一のセッションは8:45から始まります。朝からみっちりと発表を聞きました。
お昼休みがけっこう長いのでいったんホテルに帰りました。部屋でのんびりしようと思ったのですが、ちょうどクリーンの時間がやってきました。お昼ご飯をささっと食べてホテル周辺を歩き回ることにしました。お昼はスーパーで買った4個で1.5ユーロぐらいのレモンパンで済ませます。滅茶苦茶甘かったです。
ホテルの周辺はバレンシアの郊外。荒れ果てているとまでは言いませんが、きれいなところではありませんでした。歩道にはごみが散らかり、犬の糞が至る所に落ちていました。壁という壁には落書きがされています。立派な建造物の扉にももれなく落書きが。
会場の近くには地下鉄の駅があるのですが、その周りには何もありません。荒れ地が広がっています。駅チカの一等地のはずなのですがね。写真の右奥の建物が地下鉄の駅です。
学会会場のコンベンションセンターの周りにもなんにもありません。唯一、徒歩圏内にあるレストランは学会参加者でごった返していました。
結局、僕らはバレンシア滞在中に一度も利用することはありませんでしたが、きっとこのお店はうれしい悲鳴を上げていたことでしょう。
ポスターセッション
この日の夕方はポスターセッションでした。だっだぴろい空間にポスターがたくさん並んでいます。
英語ネイティブではない人にとって英語で議論するというのはなかなか難しいものです。英語以外の言語もあちらこちらから聞こえてきました。どうしても同じ国の人と議論しがちになります。
ポスターの発表者に研究を説明してもらうと、なんらかの質問をしなければならない雰囲気になります。日本語なら全然いいのですが、これが英語になると非常に難しい。英語で専門用語を使いながら質問を繰り出すなんてことは普段はめったにやらないですからね。先生と一緒にいるときは発表者に説明を頼みましたが、ひとりでいるときは眺めるだけにしておきました。
スーパーでお買い物
ポスターセッションの時間が終わり、夕ご飯の時間になりました。先生たちはほかのお知り合いとごはんに行くとのことでしたので僕はひとりぼっちでご飯を食べます。ひとりでレストランに入る勇気もなかったのでスーパーで適当に買ってくることにしました。
このスーパーは野菜や果物の買い方がちょっと変わっていて面白かったです。量り売りを自動化してくれる機械が置いてありました。これに買いたいものをのせて、商品を選べばバーコードがついたシールがでてきます。
これを袋に張ればレジの人がピッと読み取ってくれるというわけです。なかなか先進的ですね。野菜や果物はそのまま並べておけばOKなのでお店の人も助かっているのではないでしょうか。
バレンシアに来たからにはバレンシアオレンジを食べようと思っていました。スペイン語が分からなかったので、オレンジっぽいものを買って帰りました。
しかしいざ食べてみるとこれはピンクグループフルーツでした。なんだか笑えてきました。ただ、このピンクグループフルーツはジューシーでとってもおいしかったです。
いよいよ明日が自分の発表日だということで念入りに練習して寝ました。
今までの国際学会旅行記