カンヌの宿事情と僕らの懐事情
夏休みに国際学会に出席するためにカンヌに行きました。学会は5日間あり、前後泊を含めて1週間ほど滞在しました。
カンヌは観光地です。高級リゾートです。なので宿泊施設はとても豪華なホテルばかりです。僕らのような学会で訪れる学生にとっては、それはあまり好ましいことではないです。出張費は決まった金額しか出ないので、それを超えた分は自腹なのです。
アパートメントにとは?
そこで今回のアパートメントという選択をすることになりました。レジデンスとも言うのかもしれません。
ホテルとの違いですが、まず、部屋しかありません。フロントがない、レストランもない。逆に部屋の中にキッチンがありました。(これはケース・バイ・ケースかもしれません。)
フロントがないわけですから、ホテルで受けられるサービスの類も当然ありません。誰も清掃には来ません。アメニティは最初から置いてありますが、取り替えられることはありません。今回は、連絡すればいろいろとサービスをやってもらえたようですが、面倒だったので1度も頼みませんでした。
サービスがないわけですから、安いです。今回は 3人で一部屋に泊まりました。料金は7日間で9万円弱、一人一泊あたり4000円ちょっとでした。フランスの物価は日本よりも高いということを考えると、かなりお値打ちです。
無線LANがあったのがよかったです。外国にいると、ネットでの情報収集に頼らざるを得ませんし、電話ができないのでインターネットを介したメールやLINEで連絡を取るしかないからです。
予約の仕方・入り方
予約はネットでします。お金はネット決済です。それが確認されると、電子メールが来ます。やりとりはすべて電子メールでした。
入り口、建物内部には暗証番号のロックがかかるドアがあります。メールでこれらの番号が知らされて、入れるようになるという仕組みです。ドアの左にあるのが暗証番号入力のボタンです。
さらに、カギの受け渡しも暗証番号つきのボックスがあり、そこからカギを取り出して入るというシステムでした。
ドアの右についている小さい箱がカギのボックスです。
部屋の中
3人部屋にしては狭かったですね。ダブルのベッド1つとソファベッドが1つ置かれていました。
目を引くのはキッチンでしょうか。IHのコンロと、調理器具一式が備え付けられていました。電子レンジがあるのがありがたかったです。
扉の奥はユニットバスです。
まさに欧米です。浴槽のないシャワー室でした。お湯はきちんと出ましたし、何よりきれいだったのが良かったです。
終わりに
1週間ここに滞在しましたが、何も困ったことは起きませんでした。強いて言うなら、カギが1つしかなかったので、3人の別行動がやりづらかったです。みなさんも、宿泊代を安く済ませたいときは候補に入れてみてはどうでしょうか。
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