理系院卒のネットワークなブログ

意外なところに「つながり」ってありますよね

16卒の理系大学院生の就活は長すぎてつらい

はじめに

 先日、大学院の進路ガイダンスを聞いてきました。就活の年を迎える今の修士一年生を対象にしたものです。いよいよ僕の就活が始まります。ガイダンスが開かれた主な理由は、大学院側のスケジュールを発表するためでした。

 僕の専攻は電気・情報系です。機械系と並んで就活には強いとされる分野です。先輩の就活の様子を見ていると、ほとんどが学内推薦で企業を決めています。リストを見せてもらいましたが、幅広い業種から求人が来ています。学生間の取り合いはもちろんありますが、選り好みしなければそこそこ名の通った企業へ、推薦で入社試験を受けることができます。

今年はどうなるのか

 推薦がある企業の中から一番行きたいところを受ける。僕もまずはこれを考えていました。しかし、進路ガイダンスでこんな発表があったのです。

 学内推薦の希望調査は、7月中旬に行う。

 つまり、どこの企業の推薦枠を使いたいかを7月に決めろってことです。「え?7月?まだ半年もあるじゃん。」・・・そう、まだまだ先のことだったのです。これは喜ぶべきことでしょうか?うーん。正直、僕はうれしくありません。

 もうね。長いですよ。ここからあと半年?想像もできないです。僕は先輩の勧めなどを受けて夏に就活イベントに参加してきました。その時点から考えると1年も就活していることになる。一方で大学院生活は2年しかないんですよ?就活しに大学院来てるみたいじゃないですか。

 学内推薦で内定をもらった場合、絶対にその企業に就職しなければなりません。なので、どの企業の推薦をもらうか、ということはそのまま将来に直結します。そして僕らには自由応募もあります。文系の学部3年生と同じようにエントリーして入社試験を受けるやり方です。どこの推薦をとるか、という問題だけでなく、そもそも推薦を取るか?ということまで考えなければなりません。

悩んで悩んで悩んで悩む

 悩みます。それはそれは悩みますよ。一生がかかってますから。それを去年の夏から今年の夏まで続けなければならない。つらい。悩むのってつらいですし、答えが出るものではないですから余計つらい。

 推薦の方が内定をもらえる可能性は高いです。学校のお墨付きというわけですから、就職試験自体が軽くなることもあるそうです。でも、本当に行きたい企業の推薦枠がなかったら、どうしましょう。そこそこの志望度の企業に推薦でいくか、自由で勝負するのか。あぁ。どうしよう。

 この状態をあと半年。しかも、研究室に在籍している以上、多少は研究を進めないといけません。鬱々と悩みながら研究をするなんて、集中できるかしら。

 全国の理系大学院生のみなさん。がんばってこの就活戦争を生き延びましょう。オレ、この就活が終わったら研究成果を出すんだ・・・。

 

 

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